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情報に踊らされる馬鹿にならない3か条

biz-journal.jp

「前略」

■メディアから流れる「情報」の3つの罠
 メディアの情報には、三つのキーワードがある。「サウンドバイト」「バズワード」「サダマイズ」だ。

 「サウンドバイト」は、テレビ業界用語だ。ある人物の発言を数秒から数十秒の長さにカットしてニュースの中に編集していく、その発言の短い断片のことを指す。不祥事を起こした人の涙ながらの謝罪などの短い映像がその発言とともに繰り返し流されることがある。まさにあれだ。

 次の「バズワード」は、ある言葉を象徴的に使うことで、世論にある方向への印象付けを行うことに利用される。今や「バズる」と日常的に使われ、馴染みのある言葉だろう。たとえば、1990年代に起きたボスニア紛争では、PR会社が「民族浄化」という言葉をバズワードにして、国際世論がボスニア政府に同情的になるように印象付けたという。

 最後の「サダマイズ」は、イラクの元指導者であるサダム・フセインに起因した言葉で、言ってみれば悪役を仕立てる戦略だ。

 「サウンドバイト」では、前後の文脈はカットされ、印象的な部分だけがクローズアップされる。そこには編集する人間の意図が介在する。

 また、「バズワード」をつくるのは、メディア側、もしくはメディアを味方につけている人間だ。そこにも当然、その言葉によってどういう印象を与えたいかという意図が存在する。さらに、出来事や事件の当事者たちのどちらかを悪役に見立てる構図は、報道などでよく見かけるだろう。その構図をつくるのも、やはりメディアの側に立つ人間だ。

 程度にかかわらず、「情報」は発信される時点で、必ず誰かの意図が介在している。そのことを、3つのキーワードともに押さえておけば、情報リテラシーは高まるだろう。

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2018/06/post_23726.html
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■情報は「拡大再生産」で真実となる
 本書では何度か、「情報の拡大再生産」という言葉が使われている。最初の出来事が些細なことであったとしても、多くのメディアが競い合って伝え始め、そのインパクトが急速に拡大するスパイラルだ。

 例えば1992年のアメリカ選挙戦では、ブッシュ元大統領が「情報の拡大再生産」によって大きな痛手を被った。彼がしたことは、討論番組である女性との質疑中にチラリと腕時計を見たことだった。しかも、会場全体を広くとらえた映像でほんの一瞬の出来事だった。

 しかし、(その後の対応も悪かったのもあるが)結果的に「質疑の最中に腕時計を見た」という映像をメディアはこぞって流し、ブッシュ氏が大統領選で敗北する決定打となった。

 今では、情報を発信するのはメディアだけではない。SNSの拡散力は当時とは比べ物にならないほど強力だ。そこで拡大するインパクトについては言うまでもない。だが、そのことは同時に、些細な出来事だけが「真実」になり、本質を見失わせるというリスクも生み出しているのかもしれない。

 「中略」

 では、どうするべきか。自分たちが「情報戦」の末端にいる受け手だということを自覚すること。そして、切り取られた情報を、むしろ楽しむくらいの余裕とタフさが必要だと著者は述べている。
(ライター/大村佑介)

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2018/06/post_23726.html
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これさえ読めば踊らされることはほぼ100%ない!!!!!