〈朝日新聞の信頼度は日本の有力紙の中で最下位〉という衝撃的な調査が発表された。英国オックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所が毎年行なっている国際的なメディア調査レポートの最新版『Digital NEWS REPORT 2018』によると、日本の新聞で読者の信頼度が高いのは1位が日経新聞、2位地方紙、3位読売新聞で、朝日新聞は産経新聞(4位)や毎日新聞(5位)より下の6位(最下位)となった。“日本で一番信頼できない新聞”という評価だ。
同レポートでは、日本部門の調査の解説を担当した澤康臣・共同通信記者が原因をこう分析している。
〈近年、リベラルな高級紙(朝日)は保守派の与党・自民党と右寄りメディアの両方からの批判にさらされてきた。安倍晋三首相は朝日の誤報問題(森友学園報道の検証記事)に対してフェイスブックに『哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした』と書き込んだ。また、保守系議員の足立康史氏は、『朝日新聞は万死に値する』とツイートし、右寄りの雑誌は『朝日を廃刊に追い込む必要がある』といった見出しを掲げている〉(原文は英文。カッコ内は本誌が補足。以下同)
そしてこう続く。〈さらなる分析から、朝日の信頼度が低いのは、部分的に、こうした右派からの声高で党派的な批判から来る高いレベルの不信の結果だとわかっている〉「中略」 朝日新聞社は「調査の結果について特にコメントはないが、読者に信頼していただけるよう努めていく」(広報部)とするのみだが、調査対象が日常利用するニュースメディアは新聞では朝日が最も多く、朝日読者も含めた調査だとわかる。
◆世論が動かなくなった
その昔、朝日新聞は高学歴のエリート層が読む「日本のクオリティペーパー(高級紙)」と呼ばれ、政治報道でも時の政権を揺るがすスクープを連発してきた歴史を持つ。田中角栄元首相を失脚させたロッキード事件をはじめ、竹下内閣を退陣に追い込んだリクルート事件、自民党分裂につながった東京佐川急便事件など大型疑獄事件はいずれも第一報は朝日のスクープだった。
朝日が権力を監視する「第4の権力」として世論に大きな影響力を持っていたことは間違いない。ところが、今や朝日が報じても世論は動かない。森友・加計問題報道がそれを証明した。
朝日は森友学園に対する国有地格安売却の事実をいち早く報じ、加計学園問題では、「首相のご意向」文書をスッパ抜き、さらに財務省の森友文書改竄を掘り起こした。だが国会は紛糾こそすれど、安倍政権は権力の座についたままだ。
麻生氏はこれまでも「新聞読む人の気が知れない」「新聞は努めて読まないようにしている」と公言して“新聞を読むヤツはバカだ”という哲学を披瀝してきた。
もちろん「失言王」「漢字読めない政治家」の異名を持つ麻生氏の言動を見れば、新聞は読んでおいたほうがいいように思えてならないのだが、情けないのはそこまで言われて反論できない新聞記者の側だろう。
※週刊ポスト2018年7月13日号
あえて言おう、海外永住も考えるべきだ!日本はもうだめだ!!
おまけ・ヤフーユーザーによるコメント
*右左の新聞ありますが、特に左の新聞がこうして結果が低い原因は単純に「切り取り」や「印象操作」してるからですよね。最近では虎ノ門ニュースで上念司さんが、朝日新聞にニュース女子の記事について、電話掛けた回は最高でした。笑
その回で上念司さんが言った事がほんとまさにその通りだと思って「別にニュース女子の事についても全然報道していいんですよ。ただ、事実に基づいてしっかり取材してほしいですね。」的なこと言っていて、まさにその通りだなと。考え方の違い云々よりも、フェイクとかのその要因が大きすぎる。
*とりあえずアホ左翼にかかれば…
『こんな調査は信用に値しない、オックスフォード大学はネトウヨだ!』
って、なるんだろうな…苦笑
*産経新聞が最も信頼できないね。
捏造癖があるからね(沖縄車両事故/米兵が日本人救助活動)
産経しか報道しない(捏造)記事。
次は
読売新聞
国益(安倍政権維持)を踏まえモリカケを報道しないように
してきた(無理があったので仕方なく報じた)くせに
前川氏バッシングを買って出る政権の飼い犬
日経は経済紙。なので不正や社会の公正など記事に期待できない。
文中【媒体が国民に信頼されていなければ世論を動かせない。】
とあるが朝日や毎日が信頼されていないのではない。
国民に信頼させないため信頼を失墜させるために
右翼勢力がネットでネガキャンを貼ってるだけでは。
などなど