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政治的な関心をもち、自ら政治に関わることが重要

(3)小林正弥・千葉大学教授(公共哲学・コミュニタリアニズム研究)

小林 正弥 氏

 最後に登壇の小林正弥先生は「共和主義」と「民主主義」の違い、なぜ今「“新”共和主義」なのかを解説した。

 「民主主義」とは、国家や集団の権力者が構成員の全員であり、その意思決定は構成員の合意による政治思想のことをいう。衆愚政治に陥りやすく、日本でも米国でも、形式的には民主主義であるが、現状では「競争的権威主義」(独裁専制主義)になり果てている。

 一方、「共和主義」とは、特定の個人や階級のためでなく、全構成員の共通の利益(「公共善」)のために存在するものとされる政治思想のことをいう。構成員には「公共的美徳」が求められる。また、民主主義では、政治に関係しない人がたくさんいるが、共和主義では「公共善」を実現させるために、人々が自ら政治に関わることが重要である。

 現在世界には「共和主義」は数多く存在するが、その多くは「公共的美徳」を実現できていない。本来あるべき「共和主義」への復興をイメージして「“新”共和主義」と題した。小林先生は最後に「共和主義」という言葉は日本人には馴染みが薄いが、形式的王権(英国王室、日本の天皇象徴制など)と抵触する概念でないことも付け加えている。

 3人の講演後、会場から質問が続いた。「公共的美徳」を求めない日本国民はいないかもしれない。問題は今後、支持政党なしが6割を超える日本国民を巻き込んで、どのように大きな動きにしていけるかである。引き続き注目していきたい。

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