朝ごはんはパン食が多いです。でも理想はご飯がいいです。もぐもぐ。
ご主人様今日お仕事。掃除でもやるのかな?
石原慎太郎の小説が売れて、田中角栄が再び
脚光を浴びている。
角栄が総理になったときは国会中継で見ていたのだが、
わしはそのとき19歳、大学生で、学歴がないのにトップに
上り詰めた男として、大いに興味を持ったものだ。
(中略)
確かに新幹線ができて便利になったが、そのせいで
人口が都市に集中し、地方都市が「ミニ東京化」して、
地方の郷土の特殊性はずいぶん失われた。
日本の風景を変えてしまったのだ。
それをよしとするか?保守としては疑問を感じざるを得ない。
なんにしても、団塊の世代を中心に人口が増え続け、
消費が伸びる高度経済成長という時代だったからこそ、
採用できた政策である。
人口が減り続ける時代に、ハコモノ公共事業こそが
景気浮揚になると考えるのは、利権が絡んでいる勢力が
いるからに違いない。
三陸の海が見えなくなる防潮堤に巨額のカネを注ぎ込んでも、
人々の暮らしの役には立たないどころか、おそらく漁村は
衰退する一方だろう。
(中略)
安倍政権になって、アベノミクスの3本の矢のうち、
第一の矢が「金融緩和」で、これは「トリクルダウン」が
起こるという錯誤を前提にしていたから、予想通り失敗した。
(中略)
すべては「国民の活力」が失われていることに真因がある。
田中角栄を懐かしがっていたってしょうがない。
今、日本だけでなく、世界が向き合っている状況は、
資本主義そのものの限界である。
第三次世界大戦が起こるしか、これを突破する道はないの
かもしれないし、それを画策する勢力がすでにいるのかも
しれない。
その不穏さを察知して、国民は護憲派に転向しているの
かもしれないのだ。
それもまた「活力の喪失」以外の何ものでもないから、
わしはバランスを取った経済戦略や、憲法改正を含む
国防のあり方を考えている。
そしてなにより、皇位継承問題を解決し、皇室の安泰を
保証することによって、国家の永続に希望を持たせることが
大事だと考え、女系公認、直系重視を訴えている。
そういうもろもろの国家の問題を解決する突破口として、
女性の地位向上、子育てこそを「公共事業」として捉える
意識を育てようと思う。
田中角栄を見つめればヒント見つかる?不況のいわば特効薬が。危険すぎるぞその賭け