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参院選 日米安保、問うべき争点

◆基地、演習場の地元住民

 昨年九月に成立した安全保障関連法の廃止を掲げ、野党共闘の構図が生まれた参院選。集団的自衛権の行使を容認するなど安倍政権は米国との安全保障関係を深める。静岡県には、米海兵隊キャンプ富士(御殿場市)や米軍の訓練にも使われる陸上自衛隊東富士演習場御殿場市裾野市小山町)があり、日米同盟の行方と無関係ではない。

◆空包落下「一歩間違えば子どもに」

 「先生、変なものが」。昨年七月、小山町立小山中学校の男子生徒たちが校内のテニスコートに銃弾のような長さ七センチの金属が三つ落ちているのを見つけた。翌日、米陸軍のヘリコプターが落とした訓練用の空包だと分かった。

 小山町上空は、米軍厚木基地(神奈川県厚木市)などから東富士に向かう米軍ヘリの飛行ルートになっている。空包が見つかった日は、米軍がキャンプ富士と東富士で空包を使った訓練をしており、町などに実施計画を届けていた。鈴木宰(つかさ)校長は当時を振り返り「一歩間違えば子どもに当たっていたかもしれない。学校に落ちるなんてあってはならないことだ」と語気を強めた。

 落下原因について、米軍は町に「銃から空包を取り出す際のミス」と防衛省を通して伝えた。町は米軍に再発防止を要請し、米軍は「住宅地上空での銃器の扱いを避ける」と答えた。ただ、なぜミスが起きたのか、市街地の中にある学校の上空で作業が必要だったのか、具体的な説明はない。

(中略)

 「なし崩し的に東富士が米軍の拠点に変質している」。地元との基地使用協定に違反がないか監視している住民の会事務局長の渡辺希一(きいち)さん(64)=小山町=は指摘する。

 一四年の衆院選では安保法制への民意が明確に問われなかったとして、渡辺さんは「与党側は争点化を避けているが、今回の参院選憲法九条を変えることの是非が問われている」と見る。「自衛隊は米国まで守るべきなのか、今こそ考えなくてはいけない」

(熊崎未奈、小佐野慧太)

 

www.chunichi.co.jp

 

参議院選は日米同盟と安保法制が真のテーマだ!だが与党も野党も説明足りん!!