「この問題はぼくの時の問題なだけではなくて、将来を含めて譲位が可能な制度にしてほしい──」 皇位継承について皇室典範は、「天皇が崩じたときは、皇嗣(皇位継承者)が直ちに即位する」と定めており、天皇は終身在位が前提となる。 だが明石さんとの会話で明かされたのは、恒久的な譲位制度が陛下の「真意」であるということだ。それを実現するには皇室典範を改正する必要がある。陛下の意を受けた明石さんは昨年8月、密かに官邸を訪問した。明石さんは言う。 「陛下の思いを伝えようと伺いました。杉田和博官房副長官が応対してくれましたが、彼は『制度化は難しい』と繰り返すばかりでした。陛下の思いを真摯に受け止めようとしているとは思えなかった」 思い悩んだ結果、明石さんは昨年11月末、陛下の思いを世の中に伝えるため、陛下からかかってきた電話の内容をメディアに明かした。 ※女性セブン2017年1月19日号にて 天皇は生前退位のいわゆる恒久化ができないことを承知の上でお気持ち表明をなされたのかもしれない。そして早ければ5月にも天皇の考えを反した特例法が審議・成立される。生前退位を特例法で済ます政府に抗議せよ!しない奴は政府の犬だ!! 2017.1.10 05:00 【天皇陛下の譲位】 新元号は平成31年元日から 皇室会議を経て閣議決定へ 法案提出は今年5月連休明け