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@iwakamiyasumi 日刊IWJガイド・日曜版「本日21時より~自らの体験をもとに欧米三十数カ国で被爆の実相を語り、核兵器廃絶を訴える被爆医師・肥田舜太郎氏に岩上安身が訊く(その1)」2017.8.6日号… https://t.co/uhoEhCcRCt
2017年08月05日 20:20
↑明日は広島に原爆が落とされておよそ9万 - 16万6千人が死亡した日です。この事件をきっかけにはだしのゲンが生まれることにもなりました。放射能による被害も甚大でした。およそ6万人が名前自体明らかになってないとも。さて、安倍の広島原爆演説も気になるな。
戦後72年 広島原爆死、今なお5万人が名前不明
8/5(土) 12:31配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170805-00000006-kobenext-l28
【江崎道朗のネットブリーフィング 第17回】
トランプ大統領の誕生をいち早く予見していた気鋭の評論家が、日本を取り巻く世界情勢の「変動」を即座に見抜き世に問う!
「悪いのは、アメリカのトルーマン民主党政権だ」8月になると、広島、そして長崎の原爆の日が続く。
この両日、マスコミでは「原爆を投下されたのは日本が悪かったからだ」と言わんばかりの意見が報じられ、「過去への反省」が唱えられる。しかし、「原爆を投下されたのは日本が悪かったから」なのだろうか。
世界には、「そんなことはない」という意見がある。特にASEAN諸国やイスラム圏の中には、「原爆を投下したトルーマン民主党政権の責任を追及すべきだ」という声があるのだ。いまから20年以上も前の1996年8月9日、長崎市にて民間団体主催で「原爆殉難者追悼集会」が開催され、世界イスラム連盟日本代表で、インドネシア人ジャーナリストのイドリスノ・マジットさんが講演をした。
演題は「アジアから見た原爆投下」であり、マジットさんは冒頭、インドネシアの外務大臣のことについてこう紹介した。
《昨(1995)年8月、広島でパグウォッシュ会議が開かれました。核兵器廃絶のための会議で、1995年にノーベル平和賞を受賞した国際的に有名な平和グループです。
「中略」
この会議の席で、アメリカの出席者が、「日本は世界で最も悪い国だ。だからぶっ叩いたんだ。原子爆弾も使ったんだ。悪いことのすべての原因は、真珠湾攻撃だ。だから、ノーモア真珠湾だ」と言いました。
その論議を聞いていたアブドルガニー博士は「ノーモア広島、ノーモア原爆」と呟き、次のように反論したのです。
「真珠湾攻撃は、日本の軍隊とアメリカの軍隊との戦争です。だが、原爆投下はアメリカの軍隊が、日本の市民を殺したんです。
それに、日本の悪いところを見るのもいいが、日本の良いところを見るのも大切です。私も、日本の兵隊のいいところと、悪いところを見ている。
それでは、良いところは何か。まず植民地政治を破壊してくれたことだ。おかげで我々は独立のチャンスを掴むことができた。だが、その時、アメリカは我々の敵である植民地主義国を助けていたではないか。
だから、私たちアジアは日本に感謝しているんですよ。いくらアメリカが日本を罵倒しても、アジアは日本に感謝しています」》
日本の敗戦後、インドネシアの再占領のために侵略をしてきたオランダ軍を相手にインドネシアは独立戦争を繰り広げた。そのインドネシア独立軍の外交交渉の責任者としてオランダと渡り合い、独立を勝ち取った闘士が、このアブドルガニー元外相だ。
「中略」
そのため日本軍による占領統治については批判的であったが、同時にアジアの独立を願った日本軍将兵が多数存在していたこともよく知っていた。そのため、「日本が侵略戦争をしたから原爆を落とされてもやむを得ない」といったアメリカの言い分には我慢ならなかったのだ。「中略」
原爆の日こそ北朝鮮、中国を含む核兵器所有国を批判すべき
このようにASEAN諸国を代表する二人の外務大臣の発言を紹介した上で、マジットさんは講演においてこう断言した。
《原爆投下を反省すべきはアメリカです。日本ではありません。
アメリカはデモクラシーの国なのに、広島、長崎で子供たちまで殺してなぜ謝らないのか。私たちアジアは、疑問に思っているのです。
また、反省すべきは、核兵器を開発している国々です。それはアメリカであり、ロシアであり、中国です。これらの国こそ反省して核兵器を廃棄してほしいと熱願しています。》
補足しておくと、原爆投下を決断したのはトルーマン民主党政権であって、当時もアメリカの海軍や国務省の中には原爆投下に反対する意見が存在していた。この点を踏まえれば、マジットさんの意見に全面的に賛成だ。
非戦闘員が大半を占める広島・長崎に原爆を投下したことは明らかに国際法違反であり、落とした方が悪い。
現在で言えば、核兵器ミサイルを開発し、平和を脅かしているのは北朝鮮と中国であって、安倍政権ではない。
にも拘わらず日本のマスコミは、「日本が悪かったから原爆を落とされたんだ」といったトーンで過去の日本を非難するだけで、現在の問題、つまり核ミサイルを日本に向けている中国や北朝鮮への対抗手段を議論しようとしない。
「再び核兵器の犠牲者を出さない」ための前向きな議論こそ原爆の日にふさわしいはずなのだが、そうなると、中国や北朝鮮の核兵器への対抗策に触れざるを得ない。果たして日本のマスコミにそうした議論を行う勇気と見識があるだろうか。注目しておきたい。
原爆は落とされたほうが悪いのか? 北朝鮮と中国の核に対抗する議論を【評論家・江崎道朗】 | 日刊SPA! | ページ 2
極論ともいえるが賛同せ座エルを得ない!…って小林よしのりの言うこととよく似てるな。(ゴーマニズム宣言戦争論、ゴーマニズム宣言新戦争論参照」
