ユーヤ・ペンギンblog・はてなヴァージョン

ようこそユーヤ・ペンギンのハテなブログへ

用こそデイビッドのグータラブログへ。はてなダイアリーでも書いてるのでよろしく。

biz-journal.jp

日本に来る外国人観光客は、カジノを求めてくるのではない

 いずれにせよ、選挙もカジノ経営も同じような視点で取り組んでいるのがカンボジアの現政権である。カジノを起爆剤に中国のみならず周辺国の富裕層を取り込む作戦は、今のところ順調に推移しているように見える。とはいえ、カンボジアではカジノ絡みの犯罪も急増中。一部のカンボジア人は大きな富を手にしたようだが、国民の大半は急激な土地や物価の値上がりで苦しい生活を余儀なくされている。

 また、自然豊かで「地上の最後の楽園」と呼ばれていた地域が次々とホテル、リゾート、カジノに様変わり、自然破壊も進行しているようだ。これでは、いずれ大きな反動が来ることが懸念される。中国式のインフラ輸出やカジノ最優先政策はカンボジア国内における貧富の格差を急拡大させている。

 ところで、カジノ法案をめぐって、日本の国会では「依存症対策が懸念される」といった意見も出されたが、日本人のギャンブル好みは激減しており、パチンコも競輪、競馬も最盛期の1割程度の売り上げだ。平和島競艇など、最盛期には1日10億円を下らぬ売り上げがあったのだが、今では1日1億円がせいぜいといった具合。

 こうしたカジノ経営をめぐる厳しい環境を無視し、勝手な思い込みで「国内3カ所のカジノを20年代の前半に開設する」との政府の目論見は、現実を無視したもの。第一、訪日客の大半はギャンブルなど求めていない。彼らは日本人の「おもてなし」を期待しているのである。カジノではなく、食を含む日本の伝統文化やハイテクサービスで勝負を賭けるべき時だ。カンボジアで進行中の「カジノによる観光立国」の行方は日本にとって真摯に「他山の石」とすべきであろう。
(文=浜田和幸/国際政治経済学者)

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2018/09/post_24916_3.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.

 

安倍は油断しすぎた!それだけは間違いない!!