自民党憲法改正推進本部長就任に当たり、安倍晋三首相(党総裁)からは「しっかりやってもらいたい」との話がありました。
改憲は自民党結党以来の党是ですが、これまで衆参両院の3分の2の賛成によって発議できるような国会情勢ではなかった。安倍政権になって初めて、改憲勢力が「3分の2」以上になりました。
このときに議論しなかったら、今後も未来永劫(えいごう)、日本だけが憲法の改正も修正もできない、国民投票もできない、ということになりかねない。それでよいのでしょうか。可能性のあるこの時期に、国民が国民投票に参加できるような状況を作るのは、国会の責務だと思います。「中略」
【単刀直言】自民・下村博文憲法改正推進本部長 改憲テーマ「通常国会で深掘りを」(1/3ページ) - 産経ニュース
改正原案は衆院100人、参院50人で提出できるとされていますが、自民党、公明党だけで出しても他党が乗らなかったら止まってしまう。先に憲法審査会で、3分の2以上の発議ができる環境をつくるほうが、国民投票につながると考えます。
国民民主党は玉木雄一郎代表が「平和的改憲」と発言し、具体的に政党によるテレビCMを規制する国民投票法改正案も準備しています。話し合えると期待しています。立憲民主党にも具体的な改憲案を発表している議員らがいます。無所属議員の中にも改憲に前向きな人たちがいます。
自民党の条文イメージ案がベストだと考えますが、固執するつもりはありません。各党が考えるテーマの中で、3分の2以上が賛成できる可能性があるものが見つかれば、それを深掘りしていければ、ありがたい。来年の通常国会で、そうした議論ができればベストです。
野党には「首相しか改憲に言及していないのではないか」とみえているかもしれない。首相におんぶにだっこではいけない。党本部は全国289の衆院選挙区ごとにある各支部に、憲法改正推進本部を設置するよう要請しました。首相が発信しているから改憲を進めるのではなく、自民党の国会議員全員が本気になり、国民の理解を深めていきたいですね。(沢田大典)
【単刀直言】自民・下村博文憲法改正推進本部長 改憲テーマ「通常国会で深掘りを」(3/3ページ) - 産経ニュース
自民党全員がマジで憲法改正して国民の理解得るために動け?洗脳の間違いだろうが!!!!!