弱過ぎる野党VS強過ぎる自民党の戦い、をどうやって面白くするか
何もしなくていい、このままでいい、と仰る方もおられるだろうが、今のままでは政治から緊張感が失われていくだろうから、政治の緊張感をどうやって取り戻していくか、という観点から書いておく。
一部の選挙区を除いてほぼ無風に近いな、という印象である。
自民党の選挙巧者ぶりが印象的である。
手を抜いていないし、気も抜いていない。
少なくとも今日までの選挙戦では自民党の各候補者陣営で世間の憤激を買うような発言は何一つ飛び出していない。
官邸も自民党本部も細心の注意を払って様々な事象に対処しているようである。
ハンセン病患者家族賠償請求訴訟の敗訴判決に対して政府として控訴をしないという決断に引続いて、今度は、ハンセン病患者家族の皆さんに対する首相談話を閣議決定して政府としての対処方針を示すに至った。
参議院選挙の真っ最中であるが、野党に付け入る隙を一切与えない、という意味で官邸や自民党本部の対応は完璧だと言っていいだろう。
参議院選挙も折り返し点を迎えるに至っているが、連休明けにはハンセン病患者家族の代表の方々との面談も予定されているだろうから、自民党優勢の状況のまま選挙戦の後半戦も進むはずである「中略」
ワクワクする選挙にしたいものだと思っていたが、ワクワクもドキドキもしそうにない。
おい早川!”改憲勢力が2/3を占めるかどうかのいわゆるわくわく感ないんかい!