恐らく、単なる政治的無関心の他に、既存の政党はどこも期待出来ない、
というニヒリズムが背景にあるだろう。
その意味では既存の全政党が敗者とも言える。
安倍政権は嫌だが、野党も頼りに出来ない―という層がかなりいるのではないか。
今回の選挙で、そういう層のごく一部を掘り起こし、
新たに政党要件を手に入れたのが「れいわ新選組」だろう。
国民の政治不信は随分以前から。
その不信を、誰かが払拭してくれるのではないかと淡い期待を抱いては、
裏切られ続けて来た。
例えば、小泉純一郎首相への期待感。
或いは民主党政権への期待感。
近くは発足したばかりの立憲民主党への期待感
(ごく短期間ながら橋下徹氏や希望の党への期待感もあった)。
しかし、他者に過大な期待を掛けるだけでは、
いたずらに絶望を深めるばかりだ。
私ら自身が真実を見極める目を養い、根気強く政治への関心を持ち続け、
自分の持ち場を最優先しながら、必要で可能な行動は躊躇わない、
という姿勢を自らに課して行く以外ないだろう。
例えば、8月のゴー宣道場に足を運んでみる…
というのもその1つではないか。