わしは「権威主義」が嫌いで、大学の偉そうな人物のご託宣
を真に受けることはない。
産経新聞の正論欄で、渡辺利夫氏が「天皇制」という言葉を
嫌悪すると書いている。またこれかと思う。
「中略」
八木秀次が「天皇制」はダメ、「天皇制度」と言いなさい
とか言ってるときから、何が違うんじゃい!と思っていたが、
いまだに右派の中にはこんな妙なこだわりがあるらしい。
この渡辺という学者は、では何と表現すればいいのかを
書いていない。まさか「帝室」ではないだろう。
わしの場合は読者にとって分かりやすい場合なら、なるべく
「皇室」で通したいと思っている。
だが、天皇についての思索を描くときに、常に「皇室」で
通すのは難しい。
なぜなら現実に憲法の中に「制度」として組み込まれている
からだ。
憲法の外にある存在なら「皇室」で叙述できようが、憲法や
皇室典範などの法の中に収容されているので、「天皇制」と
叙述するしかなくなる。
福沢諭吉の「帝室論」では、「帝室は社外のものなり」と
あるが、4月28日の「主権回復記念日」(沖縄では屈辱の日)
に天皇皇后両陛下を呼んで、万歳三唱した右派の者どもを
渡辺氏は批判したのだろうか?
あのとき、沖縄県民の心を大切に思っておられる天皇陛下の
気持ちはいかに苦しかったことだろうか?
天皇の政治利用はいけない。
だが、権力は何度もそれをやっている。
産経新聞に巣食う知識人どもは、民主党がそれをやったら
怒るのだが、安倍政権がやったら怒らない。
全くの二枚舌である。https://www.gosen-dojo.com/blog/23174/
糾弾しよう産経新聞の知識人を!しないやつはくず産経新聞の仲間だ!!
www.news-postseven.comhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190808-00000003-pseven-soci&p=2
11月解散、12月総選挙は自民党にとっては五輪前の最後の解散チャンスだ。「参院選で躍進した」と報じられた野党小政党の動きは今、皮肉にも自民党が衆院選で圧勝する要因となり得る。改憲議論を進めると言明した国民民主党と改憲反対の立憲民主党などとは明確な姿勢の差が浮き彫りになっており、いざ総選挙となれば独自候補を立てて潰し合う状況も考えられる。「中略」
本誌・週刊ポスト独自のシミュレーションでも、勢いのあるれいわ新選組が一挙に10議席確保の可能性がある一方で、野党第一党の立憲民主は53議席前後にとどまり、離党者が相次ぐ野党第2党の国民民主はさらに減らして22議席前後、共産党は微増の13議席、選挙に強い議員が多い社会保障国民会議も5議席確保がやっとで、野党勢力はほぼ壊滅状態に陥る可能性が高い。野党では唯一、統一地方選と参院選で地元・大阪での圧倒的支持を見せつけた日本維新の会が近畿ブロックを中心に16議席前後に議席を伸ばしそうだ。
「11月解散総選挙」で自民圧勝なら国民民主は吸収合併か|NEWSポストセブン
「ポスト安倍で誰が総理になっても、次の政権は五輪後の景気後退、年金をはじめ社会保障の不安、高齢化の進展など安倍政権が手をつけなかった課題が深刻化し、アベノミクスの後始末を迫られる。もし、ポスト安倍政権で不景気や生活苦で国民の批判が高まれば、国会でどれだけ巨大な勢力を持っていようと安心はできない。小選挙区制では国民の支持が離れれば1回の選挙で政権がひっくり返る。小泉政権の後の自民党と同じ道を辿る危険があります」(政治評論家の有馬晴海氏)
「中略」
「政治家は使い捨てにされる覚悟を持たなければならない」とは、その小泉氏の名言だが、安倍首相が11月解散で圧勝して憲法改正の道に進んだ後、残された巨大与党の議員たちは、“一将功なりて万骨枯る”の使い捨てにされる運命にあるのかもしれない。
※週刊ポスト2019年8月16・23日号
「11月解散総選挙」で自民圧勝なら国民民主は吸収合併か(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース
果たしてシュミレーション通りになるのか?11月解散総選挙!
おまけ
「11月解散総選挙」で自民圧勝なら国民民主は吸収合併か|NEWSポストセブン
確かにこの記事の言うことにも一理ありそうだが、一方で自民党にとって代わるだけの能力を持った非自民系野党があるかという、これまた非常に深刻な問題も存在することも事実。よもや民主党時代の悪夢をまだ日本国民は忘れてはいまい。そこまで愚かではないはず。おいしいところだけ取って辞めていくであろう安倍さんのあとは確かに厳しいだろうが、それでも民主党時代を経験した我々は、今後当時の「消えた年金問題」クラスの不祥事が起こったとて、苦汁を飲みながらも我々は自民党内での「疑似政権交代」に期待をするしかないのだろう。それほどまでに今の野党連中には信用が置けないということが、日本国の最大の不幸なんだろうと思う。そういう観点からいえば国民民主のような「自民党にとって」新しい血が入って自民党が撹拌されることは、まだ期待が持てる話かもしれない。