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ロシアかする北方領土。戦争するしかないのか?

西日本新聞社による北方領土問題記事

 

headlines.yahoo.co.jp

 戦後74年の今なおロシアの占拠が続く北方領土。7月上旬に元島民ら64人が参加した「ビザなし交流」に同行し、色丹島択捉島を1日ずつ訪問した。安倍晋三首相とプーチン大統領による領土交渉が行き詰まる中、着実に進む「ロシア化」の既成事実をまざまざと見せつけられた。「中略」

「よく聞かれるけど、北朝鮮の労働者はいないから」

 手続きを終え、色丹島に上陸した。道路は未舗装。土ぼこりが舞う。その傍らで、工場と岸壁の建設が進んでいた。

 アジア系の労働者が機材を運んでいた。「よく聞かれるけど、北朝鮮の労働者はいないから」。工場責任者の唐突な説明に驚いた。北方領土最大企業「ギドロストロイ」が手掛ける新水産加工場。サバやイワシなどの缶詰を製造し、生産量は1日約千トン。ロシア最大規模という。

 400人を雇用し、うち半分は国内外からの出稼ぎ労働者だ。給料は月8万~9万ルーブル(約14万円前後)。責任者は「本土平均よりかなり高い」と胸を張った。ウクライナなどからの移民も増えているという。

 小中高一貫校を見学した。昨年新設されたばかりの3階建て。195人が在籍する。校長は生徒について「いったん本土に進学するけど、島に戻ってくる」と話した。

 教室にはプーチン氏の写真が飾られ、世界地図にある北方領土の表記はもちろん「ロシア領」。22人の先生の8割は地元出身。日本の地理や歴史を教えているのか尋ねると、校長は笑みを浮かべながら首を横に振った。

 島の中心部には、子どもたちが島の風景を描いた巨大な壁画が掲げられ、こう記されていた。「シコタン ロシアの始まり」

4島の中で最も発展している択捉島

 次に向かったのは択捉島。道路は舗装され、真新しい住宅街に加え、ホテルや映画館、温泉が相次いで開業。4島の中で最も発展している島という。

 最後にロシア人の一般家庭に招かれた。1児の父親(28)から自家製のウイスキーで歓待を受けた。イクラ、サーモン、タラをつまみに、ショットグラスを何杯重ねただろうか-。

 約2時間、互いの家族のことを語り合いながらボトルを飲み干した。別れ際、突然「おまえは兄弟だ」と肩を組んできた。そして日ロ交渉について、複雑な思いを口にした。

 領土返還に関する聞き取り調査に対し、住民のほとんどが引き渡しに反対する中で、彼は賛成でも反対でもない回答をしたという。「日本人がここに住みたければ一緒に住めばいい。外交的には歴史認識や主権の問題はあるが、島を発展させるために共に生きていく道を探ればいい」

 帰り際、飲み干したウイスキーボトルを満タンにしてプレゼントしてくれた。「なくなったらまた来てくれ。いつでも行き来できるようになればいいな」

 両国の間に横たわる深い溝が、いつか埋まる日を願うしかなかった。

 

北方領土、進む「ロシア化」 インフラ整備や“祖国教育”…色丹、択捉ルポ(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

 

あんぽんたん丸山議員みたいにぶっ殺しあいで北方領土取り返すしかないなこりゃ。

headlines.yahoo.co.jp

 

北方領土をめぐる発言で物議を醸した丸山穂高衆議院議員が、NHKから国民を守る党へ入党することになった。N国党という現象そのものについては、改めて考察したいと思うが、今回は丸山議員本人の行動や発言に対する、日本言論空間の反応に疑問を呈したい。

 丸山騒動はいわゆる「戦争発言」から始まっているが、丸山氏は北方領土の島民の方に対し、「戦争で北方領土を取り返すのは賛成ですか、反対ですか?」と尋ねた後に、「戦争をしないと、どうしようもないじゃないですか?」といった趣旨の発言をした。そして、「戦争」という言葉を使ったことで非常に強い批判を受けた。

■問題は「戦争」という言葉を使ったことではない

 しかし、筆者からするとこの発言がマズかったのは、戦争という言葉を使ったからではない。「戦争に賛成か、反対か」→「戦争をしないと領土を取り戻せない」という論理構造が根本的におかしいのである。

 「戦争に賛成か、反対か」と聞かれれば、ほとんどの人は「反対」と答えるに決まっている。そして、「戦争しないと領土を取り戻せない」となれば、たいていの人は、戦争は当然嫌だから、北方領土を取り返すことを諦めかねない。つまり、大多数の人は、たくさんの人が死ぬ戦争をしてまで、領土を取り返したいと思わないので、「戦争をしないと取り戻せない」という発言は、「取り返すこと自体を諦める」ことにつながりかねないのである。

 そもそも、現実的に考えれば、戦争しなくても北方領土を取り返すことが可能だ。それには、日本が国力を高めて強い国になり、ロシアが弱くなればいいのである。そして、ロシアが弱くなったところで、多面的な働きかけ(例えば、経済的な援助や、軍事力を背景とした領土返還の要求など)を行い、北方領土を取り戻せばいい。

 以上の理由から丸山発言は大問題なのだが、これよりも何百倍、いや、何千倍も大きな問題なのは、この発言に対する日本の言論界の反応である。いや、むしろあの発言のおかげで、もともと「おかしい状態」にあった日本の言論界の問題点があらわになったとすら言える。