ユーヤ・ペンギンblog・はてなヴァージョン

ようこそユーヤ・ペンギンのハテなブログへ

用こそデイビッドのグータラブログへ。はてなダイアリーでも書いてるのでよろしく。

ゴー宣版祝賀パレード論+リテラ

www.gosen-dojo.com

 

11月10日、雲ひとつ無い快晴。
「祝賀御列の儀」。
テレビ東京の特別番組に出演した。

明るく慶びに満ちた、まさに令和の門出を祝うに相応しいパレードだった。
秋の柔らかな日差しを浴びて、車列全体が輝いた瞬間は、
出演者だけでなく、スタジオのスタッフもみんな思わず息を呑んだ。
最も印象深かったのは、やはり皇后陛下のご表情だ。
かつてのご成婚のパレードでお見せになった屈託の無い笑顔とは少し違う。
試練の歳月を乗り越えて、多くの国民の祝意に包まれたお喜びから、
感極まったようなご表情を何度もお見せになった。

沿道に人がいない場所では、さりげなく涙を拭われたような
ご様子も見受けられた。
皇后陛下の静かなお喜びが伝わり、胸に迫った。
天皇陛下もさぞかし喜んで下さっているのではあるまいか。
素晴らしい1日だった。

晴天の祝賀パレード | ゴー宣ネット道場

www.excite.co.jp

 

 なんとなくJ-POP風の歌詞にしているが、これ、完全に「君が代」ではないか。「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」が「君が 笑えば 世界は 輝く」「大丈夫 君と歩いていこう」とゆるくしただけで、君主の永続性を歌っていることには変わりはない。

 しかし、こうした有名芸能人の動員とソフト化されたショーアップによって、天皇制の本質や極右勢力の本当の狙いは隠され、「日本の伝統」だの「世界に唯一無二の皇室」だのといったフィクションがどんどん国民に浸透しているのは事実だ。

 実際、「国民祭典」を見に訪れたという女子高生はスポーツニッポンの取材に、「人生で初めての経験なので、どうしても来たかった。万歳三唱の時、“日本人で良かった”と感じた」と答えていた。

 また、ここまでダイレクトな反応ではなくとも、天皇即位にかんするイベントをテレビがこぞって「お祝い」する効果は絶大で、多くの人が無批判に「おめでたいこと」と口を揃えている。

 一方、国民主権政教分離の問題、イベントに極右が跋扈している事実、新元号選定からつづく安倍首相による政治利用など、この即位に合わせて論じるべき問題はいくつもあるのに、もはや、どこのメディアも、ジャーナリスト・評論家もそんなことを触れようともしない。

 この状況を見ていると、安倍首相と日本会議が目論んでいる戦前回帰と全体主義国家化への道はほとんど達成寸前のところまで来ているのではないか。そんな恐怖さえ覚えてしまうのである。

安倍政権が即位パレードのコースを変更させたのはこれが目的? 天皇皇后が前を通った自民党本部に巨大垂れ幕! (2019年11月10日) - エキサイトニュース(5/5)