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軍閥をみてました。…といっても最後の20分だけど。東条英機が失脚、毎日新聞記者の後悔の念、そしてラストは空襲による死体シーンと原爆投下シーン。ラストは此れ?さみしいなと思いました。いい映画なのに。小林清志のナレーションはよかったのです。

 

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おまけ

yosirin

 

 

鑑賞日 2019/08/15

登録日 2019/09/10

評点 60

鑑賞方法 購入/DVD 

 

揺るぎない ネタバレ

昭和初期、満州国建国をきっかけに欧米との摩擦が大きくなる中、総理大臣になった東条英機は日英との戦争を始め、勝利するまで戦争を遂行しようとする。
ストーリーは二・二六事件から始まり、その後首相に任命された東条は当初日米交渉を見守ったが、交渉が暗礁に乗り上げるや開戦を命じ、戦局が大きく不利になっても戦争を続ける姿を描く。
並行して描かれるのは報道機関と政府の関係だ。
東京毎日新聞の政治部では開戦時に紙面に景気のよい言葉を並べるが、次第に政府が提供する情報(大本営発表)に疑いを抱き始める。記事は軍の検閲を通らないと載せられないが、厳しくなる一方の締め付けのスキを突いて「竹槍で勝てるわけがない」と記事を載せる。
新聞社の責任者が軍に呼び出され、この非常時に何のための新聞かと詰問されるが、静かに言う。「海軍のためでも、陸軍のためでもありません。読者のための毎日です」。どんな規制にも屈しないという意思の強さをうかがわせる場面だった。
4年ほど前に中学の頃以来の再見をしたときには、「読者のための…」の場面が強く印象に残り、もう一度見たくなってDVDをトレイに入れた。
今回印象に残った場面は、二つある。一つは竹槍の記事を書いた記者が従軍記者として赴任した特攻隊の基地の場面だ。特攻隊員から「開戦のときは万歳したのに戦局が悪くなると批判か!勝つ戦争ならやってもいいのか!」と詰め寄られる。報道機関のあり方を問いかける。今はスマホのアプリで手軽にニュース記事を読めるが、それだけに画面には興味関心をあおるような見出しが踊る。タップされることだけが目的のようにも見えてしまう。報道機関のあり方は今も問われ続けているなあと漠然と思った。
もう一つは、東条が総辞職後、昭和天皇が歴代首相を1人ずつ呼び、戦争継続について尋ねる場面の東条の言葉だ。「(日本人の)揺るぎない信念が必ず日本を勝利へ導く」正確ではないかもしれないが、何しろ「揺るぎない」という言葉が印象に残った。この言葉、今もどこかの首相がしょっちゅう使っていて、それは揺らいでしまいそうだから自らを鼓舞しているだけ、逆に言えば本当は自信がないのかななどと思っていたが、まさか自国の全国民を一方向だけに持っていこうとしているのではないだろうな。

侘助

 

 

鑑賞日 2019/03/17

登録日 2019/08/28

評点 40

鑑賞方法 映画館/東京都/ラピュタ阿佐ヶ谷 

 

掘り下げが甘い

ラピュタ阿佐ヶ谷小林桂樹特集「軍閥」を観るのは、1970年、「ひらヒラ社員夕日くん」との2本立てだった封切り以来で、中身は全く覚えていませんでしたが、今観ると真珠湾やミッドウェーなどの特撮場面は恐らく「太平洋の翼」あたりの使い回しかと思われたものの、サイパン玉砕場面には金を掛けていると思えました。
映画の前半、主人公の東条英機が首相になるまでは、渡辺邦男の紙芝居映画のようにほぼ1場面1~2カットの説明台詞によって、目まぐるしいまでにポンポンと進行し、関東軍の暴走を印象付ける一方、東条が首相になって以降は、なぜ彼があれほどまでに権力を集中させた上、民間の言論統制を強めたかという、東条という人物像の悪魔的な側面を描くべき肝心の部分は、サラリと流してしまっている印象でした。掘り下げが甘いという、この映画最大の欠点です。
軍閥」の脚本は娯楽職人の笠原良三。メロドラマから「社長」シリーズから何でもござれの人ですが、同じ笠原でも和夫のような細部の粘りがありませんから、こういう題材が良三でいいのか疑問ながら、サイパン玉砕には良三なのかそれとも監督の堀川なのかに思い入れがあるのかも知れず、丁寧に描いていました。

MDK

 

 

鑑賞日 2016/08/15

登録日 2019/02/09

評点 60

鑑賞方法 映画館/東京都/新文芸坐 

 

そんなに代わり栄えしてないです・・・

 いわゆる8・15シリーズの四作目で、太平洋戦争の経緯を、堀川弘通監督がその堅実な演出によってセミドキュメントタッチにまとめた大作。
 ただし、「太平洋の鷲」(1953年、本多猪四郎監督)、「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」(1960年、松林宗恵監督)、「連合艦隊司令長官 山本五十六」(1968年、丸山誠治監督)といった過去の東宝戦争映画とあまり代わり栄えはしない。ラスト、原爆の記録映像で幕を閉じるのもどうかと思う。戦争の恐ろしさは良く伝わってくるが、全体的に未完の印象が否めない。
 本作でもやはり「太平洋の嵐」等、過去作品の映像の使い回しが多い。良い場面は何度観ても良いものである。しかしこう何度も使い回されると、さすがに飽きが来る。映画の斜陽期で、あまりお金をかけられなかったのはわかるが。
 小林桂樹東條英機役はとても良かった。あと、加山雄三岸田森も印象に残る。日本の深刻な戦況を伝えるべきか否かで葛藤する新聞社の人たちのドラマは見応えあり。

 

などなど。

 

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ジョギングしてた。距離3.6㎞x2、タイム16:29,26:00.