【トランプに握られた日本人の胃袋】#30
トランプと安倍政権の間で妥結した日米貿易協定。それによって今年1月から、米国産の安い牛肉や豚肉が大量に入ってきている。日本のスーパーマーケットでは、安い米国産肉が大人気のようだが、そんなものをバクバクありがたがって食べていると大変なことになると、この連載では繰り返し指摘してきた。
さすがにアメリカの消費者も、危ない食料を食べ続けてきたことに気づき始めたようで、「中略」、割高でも成長ホルモンを使わない牛肉や、農薬や化学肥料を使わない有機野菜を求めて、ファーマーズマーケットなどが人気になっている。
「中略」
ただ米国では、中流階級以上で食の安全への意識が高い人たちは有機食材を食べ、下流の人は安くて健康リスクがあるものを食べるという二極化が進んでいる。それでも有機食材への需要は毎年2桁の割合で増えているという。
一方の日本では、ホルモン漬けの米国産牛が増えるだけではない。日米貿易交渉で飼料用の遺伝子組み換えトウモロコシ3カ月分約275万トンを追加購入すると伝えられた。山田正彦元農相によれば、3年間1000万トンを約束しているという。米国で見向きもされずに余ったものが、日本に流れてくるのだろう。
アメリカの食料事情に詳しい「生活クラブ」連合会企画部の前田和記部長がこう言う。
「米国の穀物生産者は穀物市場の動向を自分でリサーチして、作付ける品目と栽培規模や方法、そして出荷のタイミングや規模を計っています。オーガニックブームの今後の動向は常に気にして農場を経営しているのです。その点、日本からは安ければいいというシグナルしか届いていない。ここが問題だと思います」
これは重要な指摘だ。
子どもたちに安全なものを食べさせたいと願う消費者が増えれば変わるが、「安ければ、米国産であろうと何でも構わない」と思っている限り、状況は変わらない。いや、悪化していくだろう。トランプとその支持基盤である大農場が輸出する不気味な米国産食料で日本の食卓が埋め尽くされ、身動きがとれなくなる日は、すぐそこに迫っているのだ。
(奥野修司/ノンフィクション作家)
「安ければいい」の落とし穴 日本の食卓が米国産で埋め尽くされる日(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
危機感もて!持たない奴はアメリカの犬兼虫けらだ!!
「安ければいい」の落とし穴 日本の食卓が米国産で埋め尽くされる日(日刊ゲンダイDIGITAL)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
ito*****
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いまはまだ実感がなくても、今後本当にそうなっていくだろうから怖いですね。
ですが税金が上がり、給与は下がり、少子化で負担増となる私たちには、それでもいいものや国産を買おうとする余力は残っていないのですから、誰にも止められません。
衰退していくしかないですね。
mts*****
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給料少ないから仕方ないでしょ。
家電から車、税金、保険料みんな給与の上昇
以上に上がっているから、消耗品の食費が
削られるのは仕方なし。
↑こいつらは絶望者兼アメリカの犬兼虫けらだ!呪いごろされろ!!MotherFucker!!
tak*****
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とはいえ国内の農業に先が見えるか?って言われたら厳しいしね。
以前農村に花嫁をみたいな番組企画がテレビでよく放送されていて、その中で男性たちが
「年収2000万円」
「とはいえ天災が来たら年収が0になるどころか一気に負債を抱えることになる」
「一度田畑がダメになったら暫くは無収入でタダ働きになる」
と現実も語っていた。
酪農家の方々でも狂牛病・豚コレラ・鳥インフルが発生したら飼育していた牛豚鶏を全て殺処分しなきゃいけないし、津波や台風や豪雨などで田畑が潰れたら又1からやり直さないといけない。
単に農家は大変そうみたいなイメージだけで来ていた女性たちも現実を知って考え直していた人も多かった。
↑いい指摘してるねこいつ・