自殺シーンに賛否両論含めて議論呼んでます。
WHOの協力機関として、指針の策定に携わった「自殺総合対策推進センター」の本橋豊氏は、「指針は、表現の自由を尊重するものであることは言うまでもない」と前置きしたうえで、「国内では映画やテレビドラマの影響で自殺率が大幅に上がったという報告はないが、映像作品に影響を受けて自殺に追い込まれるリスクがあることを、制作者側が理解することが大切だ。自殺防止は専門家だけの仕事ではなく、大人みんなの仕事だ」と訴える。
日本映画監督協会理事長の崔洋一氏は、一市民としては指針については理解できるとするが、「日本は自死を決して否定的に捉えてこなかった。『忠臣蔵』を始め、時代劇においては自死は外せない。表現の自由との兼ね合いで首をかしげざるを得ない」と反対の立場を明かす。そのうえで、「人の生き死にというのは重い。表現者は、苦悶する人間の姿を、時に美しく、時に醜く描きたいもの。そのことは止められない」と力説する。
若者の自殺をいかに食い止め、減らしていくか。各界を巻き込んだ議論は始まったばかりだ。
この記事は読売新聞社とYahoo!ニュースの連携企画です。読売新聞社が記事を執筆し、Yahoo!ニュースが意識調査を実施しています。
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【#しんどい君へ】WHO指針「自殺シーンやめて」に賛否…ドラマ「13の理由」は自主削除(読売新聞オンライン)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
ひっさん
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自殺シーンはドラマチックに美化されて描かれているので、感化されない人などいない、とは確かに言い切れない。
でも、自殺シーンを自粛させても大して変わらないと思うな。
臭いものに蓋をするよりもまず、根本原因から潰していくのが筋ではないか?