不信任決議案を出した立件もあほだが与党もマスコミもドアホじゃ!
おまけ
白鳥浩
| 法政大学大学院教授/現代政治分析報告
立憲民主党は、細田議長不信任案からはじめて、内閣不信任案で野党の一体感を演出するつもりだったが、逆にそれが裏目に出てしまった。
野党第一党でありながら、野党のバラバラ感を演出してしまったということは、立憲民主党の今後の求心力に大きく影響を与えるものといえ、さらに参院選における野党共闘に暗雲を投げかけるものといえるのではないだろうか。
こうした結果になるのであれば、不信任案を提起するのではなかった、という思いが立憲の中にもあるはずである。
これで、与党に対峙できるのか。一抹の不安を感じる。
白鳥浩
| 法政大学大学院教授/現代政治分析報告
立憲民主党のオウンゴールだろう。
本来であれば、細田衆院議長不信任案で、野党の結束を見せるつもりであったと考えられる。そしてその勢いをかって、内閣不信任案でも野党の一致した行動を期待していたものだろう。しかしながら、主要政党で立憲民主党に追随したのは共産党であり、維新と国民の離反を招くという結果となってしまった。
これでは昨年の衆院選の与党から浴びせられた「立憲共産党」という揶揄を想起させる結果と再びなってしまっている。提案にあたっては立憲は、より幅広く、野党がのってこれるような根回しをするべきであった。
この影響は参院選に直接現れるかもしれない。野党、そして特に立憲の党勢の立て直しが必要だ。与党とは異なる政策の提示が国民には望まれている。
pil*****
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与党のみならず野党の一部にも賛成されない不信任案に、一体どれほどの意味があるのだろうか。マスコミは基本的に野党を責めないが、このような稚拙な国会戦術を責めないから、無駄な時間が過ぎていくのだと思う。
与党を厳しく監視するのは当然だが、同じように野党にも厳しい目を向ける必要がある。強い野党は本来、日本に必要なもの。強い野党と与党が切磋琢磨してこそ、国民の為になる政治は進化していけるのに、今の現状では無理だ。与党がぬるい事をしていてもそれを脅かす野党がいないのだから。
立憲民主党を甘やかしたマスコミの罪は重い。